中学受験の家庭環境|リビング学習+別部屋の使い分けで集中力UP

たにつ中学受験まで、あとわずか。
志望校の説明会に参加してから、息子の表情が変わりました。
やる気がぐっと高まり、毎日コツコツと机に向かっています。
ここからもまだまだ伸びる!
私にできることは 「学習環境づくり」 です。
■ リビング学習と“別部屋スイッチ”の使い分け
普段の勉強はリビング。
家族の気配があって安心するし、質問にもすぐ答えられます。
でも オンライン授業と過去問 だけは、別部屋で行っています。
その部屋は、かつてはクローゼット部屋。
モノでぎゅうぎゅうで、とても学習に使える空間ではありませんでした。
それを整理収納を学んで少しづつ片づけて、
“静かに集中できる書斎” に生まれ変わらせたんです。
この判断が、今になって本当に大正解だったと感じます。


現在は夫の部屋ですが、将来は息子の部屋になる予定です。
■ オンライン学習も、過去問も「同じ部屋」で集中力が変わる
オンライン授業は、とにかく環境に左右されます。リビングでは音や動きが気になってしまい、集中が途切れやすい。
別の部屋で一人になれることで、
ぐっと落ち着いて授業に入り込めるようになりました。
そしてオンライン授業にその部屋を使い続けた結果、息子にとってそこは 「集中するための部屋」 として認識されていきました。
その流れで過去問も自然とその部屋で行うようになり、
部屋へ入るとスイッチが入り、表情が変わるのが分かります。
環境が人の行動を変える——
整理収納アドバイザーとして何度も実感してきたことですが、
今回は“中学受験の母として”その威力を痛感しています。
ここで整理収納アドバイザー視点でまとめ
「中学受験・過去問に集中できる環境づくり」 を簡潔にまとめると、次のとおり。


■1.静かな個室を作る
過去問は“静けさ”が集中力を左右します。
✔ 家族の生活音が入らない
✔ 視界に余計なものがない
✔ 机の上は必要最小限
散らかった空間は、子どもの集中を確実に奪います。


机の上には余計なモノは置かない
■2.オンライン授業と過去問を“同じ部屋”に
場所が一つに統一されることで、
脳が「ここは集中する場所」と学習します。
✔ 部屋に入るだけでスイッチが入る
✔ 気が散らない
✔ 学習ルーティンが作りやすい
■3.本番と同じ時間設定で取り組む
過去問は時間との勝負。
環境が整うほど「時間管理」が上手になります。
✔ タイマーを机に置く
✔ 本番と同じ時間を設定
✔ 最後まで通しで取り組む
✔ 終わったあとは振り返り
■4.道具の定位置管理
探し物は集中を乱す最大の敵。
✔ 文具一式をセットにして専用ケースへ
✔ 使う物だけを机に出す
✔ 終わったらすぐ戻す仕組み
“探さない環境”が集中を守ってくれます。
■5.心が落ち着く空間づくり
学習部屋は、整えすぎなくていい。
大切なのは「余白」と「落ち着き」。
✔ 余計なモノを置かない
✔ 椅子と机は姿勢が整う高さ
✔ 自然光 or 暖かい照明
✔ シンプルで静かな色味
心が安定していると、集中力が持続します。
■6.終わったらリセット
片づけやすい仕組みがあれば、
部屋はすぐに整い、次の学習もスムーズ。
✔ 机の上を空にする
✔ 文具をケースに戻す
✔ 教材は定位置に
これが「整った状態が続く家」の秘密です。
家を整えることは、未来の自分を助けること
もしあのクローゼット部屋を
「まぁそのうちでいいか」と後回しにしていたら…
・オンライン授業の場所に困る
・過去問をやるたびにうろうろ
・母の私も落ち着かない
こんな受験期間になっていたはずです。
家を整えるというのは、
“未来の自分と家族を助ける準備”。
受験期、息子が安心して集中できる環境を整えてあげること。
それが、母としてできる最大のサポートだと思っています。
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すべての受験生が持っている力を存分に発揮できますように。
サポートのご家族も残りの期間頑張りましょう!!








