1月末、着物イベントに参加してきました。
きっかけは、昨春に出会ったアキさんの影響で昨夏に浴衣イベントに参加したこと、実家の箪笥の肥やしである着物を活かす機会がほしかったことです。私にとっては、希少な和文化に触れる良い機会を得ました。
着物に興味を持ったきっかけ
昨春に出会ったアキさんはいつも着物姿でお出かけをされています。
アキさんの佇まいがとても素敵なので、私も憧れており、このような着物イベントを
チャンスと捉えて、参加してきました。
前回は、夏に浴衣イベントに参加しました。
https://kirarahome.jp/antique/
私の実家には、祖母や母が着ていた着物があり、長年箪笥の肥やし状態でした。
その状況を母も私も少し心苦しく感じておりました。
今回私が選んだ着物は、手持ちの中でも新年会向けの明るい色目の着物です。
なんと50年前に母が嫁入り道具として持たされた着物なのでした。
保存状態は良好、一度も袖を通していなかったようで、しつけ糸が施されていました。
50年も眠って、20代の若い母が着ることを想定したであろう着物ですが、50歳近い
娘が着ることになろうとは・・・
着物は、帯や小物の組み合わせで雰囲気がガラリと変化するのも楽しいです。
このあたりのセンスが私は分からないのでアキさんにアドバイスをいただきながら
組み合わせを考えました。
着物の準備
着物には、たくさんのアイテムがあります。
着付けは、自分ではできないのでアキさんに着付けを依頼しました。
事前準備では、和小物の名称が分からないので、テキストを見ながら準備を行いました。
持ち運ぶとなると、かなりの重量でもあります。
小さ目のキャリーケースを活用することにしました。
当日は着脱しやすい服装で訪れ、着付けをしていただきました。
慣れた手つきのアキさんは20分ちょっとで着付けてくださいました。
和のパーソナルカラー診断
お手持ちの着物やアンティーク着物も出回っていますが、自分に合う色選びも大切です。
アキさんは和のパーソナルカラー診断も行っていらしゃるので、ご興味ある方は
是非お問い合わせください。
当日は、私もデモンストレーション参加をさせていただきました。
似合う色を着るとパッと肌色が明るくなります。
一方、似合わない色を着ると顔色がくすんだり、疲れて見えたりしてしまいます。
母の着物は、私にとって着こなしにくい色の着物でしたが、襦袢の襟の白部分を
多く見せて、顔周りを明るく調節してくださっています。
こういった調整もプロのアキさんならではの業でした。
和のパーソナルカラー診断
自撮りモードで、着付けが逆さに見えます
着物の会場は華やか
新年会でドレスコードが着物だけに、皆様おめかしをしてご参加でした。
どの方もステキに着物を着こなしていらして、まさに眼福でした。
お話を伺うと着付けはほとんどの皆さまがご自分でされていらっしゃいましたし、
ある方は週1・2回は着物をお召しになるとのこと。
クローゼットスペースはほとんど着物で、洋服は数着程度を着回しされている、
とのことでした。着物は凝りはじめると季節柄や小物類等でたちまち沼にハマって
しまうそうです。季節感を取り入れる上級者の方の話を聞くとさらに着物への興味が
湧きます。
私も自分で着付けをして着物を着こなせるようになりたいと思い始めています。
興味ある分野に飛び込んでみると新しい世界がパッと広がりますね。
主催のアキさんとユキさん
いつもオシャレなコーディネートのお二人
50年眠った着物を私が着たことで母も喜んでおりました。
ようやく日の目を見た着物を活用できてよかったです。
着物にご興味のある方、長年箪笥の肥やしになっている方はいませんか?是非一緒に和文化・着物体験をしませんか?
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